「話し方の心理学」Jesse S. Nirenberg
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
近頃、本よりもYoutube見てる時間の方が長い金子です。
さあ、大分間が空いてしまいましたが2冊目の投稿です。
今回も心理学に基づいた本を紹介していきますよ。
さて、今回読んだ本はJesse S. Nirenberg執筆の「話し方の心理学」
本書にはサブタイトル(?)として
「必ず相手を聞く気にさせるテクニック」
と表紙に謳われています。
なんとまあ是非とも手に取ってみたくなるようなうたい文句でしょうか。
だって相手に自分の話を聞く気にさせるってそう容易なものじゃないよ。
そんなテクニック身に着けたいですよね?
…ということで読んでみました。
なんでもこの本を書かれたのは1963年。
しかし、目を通してみればわかると思いますが、
50年以上経った今でも内容は全く色あせていません。
さて、早速本書を読んだ感想とまいりましょう。
本書の内容の組み立て方としては、
13に分けられた章の中にいくつかトピックがあり
要点は何度でも重複して書かれている。
まず初めに要約を出してしまって、あとに詳しい説明が入る。
それから例となる要素を、上司と部下や夫婦などといったとても親しみやすい日常に即した会話形式で、要所要所に盛り込むことによってスムーズに言いたいことを落とし込む。
そして最後に簡単なまとめとして、
初めに挙げた要約を少し言い換えて繰り返すことにより
とても簡潔に、一切の疑問も残すことなく次のステップに移るといったものだ。
全く持って無駄がない、まさにアメリカ式のスピーチといったところでしょうか。
それだからこそとても読みやすく、読み始めてしまうと
いつの間にか「あ、もうこんなに読んじゃった」ということになりかねない。
いや、何も悪いことはないのですがね。それに関して。
いずれにしても、とりあえず読みやすい。
なるほどとうなずける内容も多々あり、本書に書かれていることを意識して実践することが出来たなら、相当人との会話が弾むであろうし、相手を説得することは比較的容易になりそうである。
社会で生きていくうえで、人との会話というものは切っても切れない。
そう考えると、こういったテクニックは少しでも知っておいた方が有利に違いないとまで思ってしまう。
ここまで人の会話に隠されている心理を研究したのもすごいし
ひたすらに感心すべきことがらなのかもしれないけれど
それと同時に、人間って根本的なところはなんも変わってないんだなと。
あとは米国人が執筆したもので、さらにはそれを翻訳しているということもあって
どうしても会話文が大げさというか大胆というか。
いやそんな話し方だったり言い回しせんけどな。
と思ってしまうところも多々ありますが、気になり過ぎて読書に支障が出るといったことは全くありませんので、ご安心ください。
本書にも書かれているのですが
もともと人は他人の話を聞く気などないらしく。
話を熱心に聞いている風に見えても、頭の中は関係ない思考を巡らせていたり
はたまた全く聞いていなかったりするらしいです。
確かに言われてみたら
話の内容がコロコロと飛ぶ。
返事はしたものの聞いてなかった。
相手の話を遮り発言する。
といったようなことは思い当たらないでしょうか。
あー、こんな人いるわ。
じゃなくて、自分自身もそうしてしまっているはずです。
もちろん私も振り返ってみたら思い当たる節はありました。
とまあ、心理学に基づいた視点でつらつらと書いてあるので
本当に自分自身も考えさせられる部分が多くあるはずです。
人間ってこうだよってね。
いや、ほんとに面白いぐらいわかるから。
まあ、全米で語り継がれてきたビジネス&コミュニケーションの古典的名著と謳われているだけあり
営業マンはじめ、人を説得させるような立場でビジネスを行っている人は重宝すべき一冊とも言えます。
もちろん冒頭でも言った通り、人との会話というものは生きていくうえで切っても切り離せないものなので
ビジネスに関係なくても読んでおいて損はないと思います。
あとひとつ言うことがあるとすれば、
私も本書ぐらい簡潔に伝えることができる文章力や会話力を手にしたいなということですね。
話しても書いてもダラダラとしてしまう私の悪い癖、どうにか改善したいものです。
以後気を付けてみます。
ということで少し脱線してしまいましたが
今回紹介した「話し方の心理学」是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
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